まつげパーマをかけた後、「いつからマスカラを使っていいの?」「使ったらカールが取れたりしない?」といったご質問をお客様からよくいただきます。
実は、マスカラの使用タイミングや使い方によっては、せっかくのまつげパーマのカールが崩れてしまったり、自まつ毛にダメージを与えてしまうこともあるんです。
この記事では、まつ毛パーマ後にマスカラを使用する際の正しいタイミングと注意点について、プロの目線からわかりやすくご紹介します。
マスカラの使用は「施術の翌日」からが安心
まつ毛パーマの施術後すぐにマスカラを塗るのはNGです。
なぜかというと、施術直後のまつ毛はとてもデリケートで、まだパーマのカールが完全に安定していないからです。マスカラを塗ったり、落とすためにこすったりすると、カールが崩れるだけでなく、まつ毛そのものにも負担がかかってしまいます。
最低でも24時間は何も塗らず、まつ毛には触れずに過ごすのがベストです。パーマの持ちにも影響してきますので、できるだけ触れないように意識してください。
翌日からマスカラを使いたい場合は?
施術から24時間以上経過していれば、マスカラを使ってもOK。ただし、ここで気をつけたいのが「どんなマスカラを選ぶか」です。
おすすめは…
- お湯でオフできるフィルムタイプのマスカラ
- ウォータープルーフではない、軽い仕上がりのもの
- 保湿成分が入ったケア系マスカラ
これらは自まつ毛にかかる負担が少なく、パーマの持ちを損なうリスクも軽減できます。
また、マスカラを塗る前にまつ毛美容液でしっかり保湿しておくと、まつ毛が乾燥しにくく、パーマの持ちもさらにアップします。パーマ後のまつ毛は、髪でいうところの「パーマ後の毛先」と同じように乾燥しやすい状態なので、保湿ケアはとても大切です。
マスカラを塗るときのコツと注意点
まつ毛パーマ後は、ちょっとした摩擦や負担でも、毛が切れたり抜けたりしやすくなっています。マスカラを塗る際も、次のようなポイントを押さえておきましょう。
<塗るときのポイント>
- まつ毛をこすらず、軽いタッチで塗る
- 何度も重ね塗りしすぎない
- ダマにならないように、適量を使う
- 根元からではなく、中間から毛先に向かって塗布する
ビューラーはもちろんNG。パーマのカールをキープするためには、できるだけ触らない・圧をかけないことが大事です。
クレンジングは「優しさ」が命
マスカラを落とす際も、まつ毛に負担をかけないようにすることが重要です。
おすすめは、ポイントメイク用のリムーバー。
コットンにリムーバーを含ませて、まつ毛の上にそっと置いてから優しく拭き取るようにしましょう。ゴシゴシと強くこすってしまうと、せっかくのカールが崩れてしまうだけでなく、自まつ毛も抜けてしまいます。
アイメイクオフは、「優しく・丁寧に」が鉄則です。
マスカラを正しく使えば、まつ毛パーマはもっと長持ち!
まつ毛パーマの持ちを良くするためには、施術後の過ごし方やマスカラの使い方がとても重要です。
まとめ
- マスカラは施術翌日以降に使う
- 使用するマスカラはフィルムタイプなど負担の少ないものを
- マスカラ前は美容液でまつ毛を保湿してあげると◎
- 塗る時・落とす時はとにかく優しくを意識
ちょっとした気遣いが、まつ毛の美しさを守ることにつながります。
「マスカラ=カールの敵」ではなく、正しく選んで正しく使えば、パーマまつ毛をより魅力的に見せてくれるアイテムです。
ぜひ、上手に取り入れてみてくださいね♪
