「まつげパーマをしたけど、すぐに取れてしまった…」そんなお悩み、実は少なくありません。原因は“まつげの状態”や“毛周期”だけではなく、毎日のクレンジング方法にあるかもしれません。
本記事では、まつげパーマの持ちが悪くなる理由と、今日から実践できるおすすめのクレンジング選び&洗顔方法について、プロのアイリスト目線で詳しくご紹介します。ちょっとした見直しで、まつ毛カールの持ちがぐんと変わりますよ!
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■ クレンジング次第でまつげパーマの“持ち”が変わる理由
まつげパーマは、パーマ剤によってまつげのキューティクルを開いてカールを定着させる施術です。施術直後のまつげは、アルカリ性に傾き、内部の水分が逃げやすいとても繊細な状態。
その状態で刺激の強いクレンジングや洗顔を繰り返すと、まつげが乾燥してパーマが早く落ちてしまうことがあります。
特に、洗浄力の強いクレンジング剤は、まつげの表面を傷つけたり、水分を奪ってパサつかせたりするため、注意が必要です。
■ まつげパーマ中におすすめのクレンジング剤とは?
パーマの持ちをできるだけ長くキープしたいなら、「弱酸性・低刺激」かつ「保湿力のある」クレンジングを選ぶことが大切です。
おすすめの成分:
- アミノ酸系洗浄成分
→ 優しい洗浄力でまつ毛を守りながら汚れを落とします。
避けたい成分:
- 石けん系(アルカリ性で脱脂力が強い)
- 高級アルコール系(界面活性剤が強すぎて乾燥しやすい)
アイリストおすすめアイテム例:
- クレンジングバーム(DUOなど)
→ W洗顔不要で肌にも優しく、まつ毛への負担も少ないです。 - ジェルクレンジング(プリュ アミノ モイスチュア、ジーノ アミノクレンジングジェルなど)
→ べたつかず、洗いあがりしっとり。 - ミルククレンジング(カバーマーク、カウブランド無添加ミルクなど)
→ 保湿力が高く、まつ毛も潤いをキープ。
「洗い上がりがつっぱらない」「目元がしみない」など、敏感肌向けのクレンジングを選ぶ意識が大切です。
■ 洗い方にもコツがある!まつげに優しいクレンジング手順
クレンジング剤を変えるだけではなく、洗い方そのものにも注意が必要です。
以下のステップで、まつげのカールをできるだけ長く保ちましょう。
STEP1:顔全体をやさしくなでるようにクレンジング
ゴシゴシこすらず、指の腹でやさしく撫でながらメイクをなじませます。
まつげの根元や目のキワは特にデリケートなので、強くこするのはNG。
STEP2:まつ毛のキワは“綿棒”で優しくオフ
コットンや指では落としにくいまつ毛の根元は、クレンジングを含ませた綿棒を使い、マスカラを塗るようにスーッとすべらせましょう。汚れを繊維が絡め取ってくれるので、摩擦が少なくおすすめです。
STEP3:洗顔後の水分オフは“ティッシュ”で
洗顔後、顔をゴシゴシ拭く方も多いですが、これはNG!
タオルの繊維がまつげに引っかかってしまい、カールの崩れやすさの原因になります。
→ ティッシュやペーパータオルで、ポンポンと軽く押さえるように拭きましょう。
STEP4:毛流れを整えて冷風ドライ
水分を拭き取ったら、コームでまつげを整え、ドライヤーの冷風を下から優しく当てて乾かしましょう。
STEP5:仕上げはまつ毛美容液でしっかり保湿
乾燥したまつげはパーマが落ちやすくなるため、美容液でのケアが必須です。
夜のスキンケアと一緒にまつ毛美容液を塗る習慣をつけましょう。
【まとめ】
まつげパーマの持ちが悪いと感じたら、まずは「クレンジング」を見直してみてください。
強すぎる洗浄力や雑な洗顔方法は、せっかくのパーマをすぐに取れやすくしてしまいます。
✔ アミノ酸系など低刺激のクレンジングを選ぶ
✔ 綿棒・ティッシュ・冷風など、目元に優しい方法でケアする
✔ 洗顔後は美容液でしっかり保湿する
たったこれだけのことで、まつげパーマの持ちが数週間伸びた!という方もいらっしゃいます。
少しの手間で仕上がりと持ちが変わるので、ぜひ今日から試してみてくださいね♪
