「初めてまつ毛パーマをかけたのに、すぐにカールが取れてしまった…」そんな経験をした方は少なくありません。実は、初めてのまつ毛パーマは、まつ毛の状態や施術後の過ごし方によって持ちが左右されやすいのです。
この記事では、初回のまつ毛パーマが持ちにくい理由から、長持ちさせるためのケア方法、そして次回の施術タイミングまで、プロのアイリスト目線で徹底解説します。
INDEX
初めてのまつ毛パーマで持ちが悪くなる理由
初めてまつ毛パーマを受けた方からよく聞くのが「想像より早くカールが取れてしまった」という声です。これは、まつ毛のキューティクルの状態が大きく関係しています。
まつ毛の表面にはキューティクルという保護膜があります。初めてパーマをかけるまつ毛は、このキューティクルがしっかり閉じており、健康でハリ・コシがある状態です。一見すると理想的な状態に思えますが、パーマ液が浸透しにくく、カールが付きづらいという欠点もあります。
そのため、初回はパーマがかかりにくい、または持ちが悪くなることが起こりやすいのです。
2回目は1ヶ月以内がおすすめ
初めてのパーマから1ヶ月以内に2回目をかけることで、まつ毛がパーマ液になじみやすくなり、カールの持ちが良くなる可能性があります。これは、1回目の施術でキューティクルが少し開き、薬剤が入りやすくなるためです。
ただし、短期間で何度も施術を繰り返すと、まつ毛が乾燥して切れ毛や抜け毛の原因になることも。3回目以降は1ヶ月以上間隔を空けるのが理想です。
初めてのまつ毛パーマで注意すべきこと
施術前の準備
- 当日はまつ毛に何もつけない(マスカラ・ビューラー・まつ毛美容液もオフ)
- アイメイクが残っているとパーマ液の浸透を妨げる
- コンタクトレンズは外してから施術を受けるのがおすすめ
施術後24時間の過ごし方
- まつ毛を濡らさない
- サウナや長時間の入浴、熱いお湯での洗顔は避ける
- ビューラーやマスカラの使用は控える
- 目をこすらない
クレンジング時の注意
- 施術当日はオイルクレンジングを避ける
- 目元はこすらず、優しくなでるように洗う
まつ毛パーマを長持ちさせる方法
定期的な施術
パーマを続けてかけることで、まつ毛が薬剤になじみやすくなり、持ちが安定します。ただし、1ヶ月以上の間隔を保ち、まつ毛の回復期間を確保しましょう。
まつ毛専用美容液でケア
パーマ後のまつ毛は乾燥しやすいため、保湿や栄養補給が重要です。まつ毛美容液やトリートメントを毎日使用すると、ハリやコシを保ちやすくなります。
優しいクレンジング
強くこするのはNG。泡で包み込むように洗うことで摩擦を減らし、カールの持ちをキープします。
うつ伏せ寝を避ける
就寝時に枕でまつ毛が押しつぶされると、カールが変形する原因に。仰向け寝がおすすめです。
ビューラーは使わない
ビューラーはまつ毛に負担をかけ、カールを傷める原因になります。どうしても使う場合は、温度が低めのホットビューラーを優しく当てましょう。
まつ毛を健康に保ちながらパーマを楽しむために
まつ毛パーマは、目元を自然に華やかに見せる人気の施術ですが、健康なまつ毛があってこそ長く楽しめます。特に初回は持ちが悪くても落ち込まず、2回目・3回目と続けることで安定してくることが多いです。
また、まつ毛は髪と同じく毛周期があります。生え変わりのタイミングによっても持ちに影響が出るため、「持ちが悪かった=失敗」ではありません。サロンで相談しながら、自分に合った施術ペースを見つけましょう。
まとめ
- 初回はキューティクルがしっかりしていて薬剤が浸透しにくい
- 2回目は1ヶ月以内にかけると持ちが良くなる可能性あり
- 3回目以降は1ヶ月以上間隔を空けてまつ毛を労わる
- 施術後24時間は濡らさず、摩擦を避ける
- 専用美容液と優しいクレンジングでケアする
正しい知識とケア方法を知っていれば、初めてのまつ毛パーマも長く楽しむことができます。健康なまつ毛を守りながら、理想のカールをキープしましょう。

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