まつげエクステやまつげパーマを受けたとき、「あれ? なんだか目がしみる…」と感じた経験はありませんか?初めての方はもちろん、何度も施術を受けている方でも、ある日突然しみることがあります。
今回は、なぜグルー(接着剤)がしみるのか、そして快適に施術を受けるためのポイントについて詳しくご紹介します。
INDEX
そもそもグルーって何?
まつげエクステに使う「グルー」は、人工まつげを自まつげに装着するための専用接着剤です。
粘度や硬化スピードなどはサロンや施術内容によって異なりますが、どのグルーにも共通して含まれるのが揮発成分です。
グルーがしみる原因
しみる最大の理由は、グルーの揮発成分が目に触れることです。
揮発とは、液体が常温で気体に変化すること。グルーが空気に触れると、この揮発成分が目の粘膜や黒目に届き、刺激を感じます。
刺激を感じやすくなる条件
- 体調の変化:寝不足や疲労、風邪気味などの日は粘膜が敏感になります。
- 季節や環境:花粉の季節や乾燥した冬は目が乾きやすく、刺激を受けやすい状態に。
- 施術の姿勢:顔の角度や目の開き具合で、揮発成分がこもりやすくなる場合があります。
つまり、普段はまったくしみない方でも、その日のコンディション次第でしみることがあるのです。
施術中にしみたときの対策
グルーは完全に硬化するまでの間、もっともしみやすい状態です。もし施術中にしみたら、風を当てて乾かすことで刺激が軽減されます。
サロンによっては、小型の送風機やハンドファンを使って素早く乾かす対応をしてくれます。ただし、施術者が必ず気づけるとは限りません。少しでも違和感を感じたら、我慢せずその場で伝えることが大切です。
我慢はNG!目を強く閉じる危険性
たまに「少しだけだから我慢しよう」として、目をギュッと強く閉じる方がいますが、これは実は逆効果です。
その理由は2つあります。
- 危険性
アイリストは先端の細いツイザーを目元すぐ近くで扱っています。施術はミリ単位の精密作業なので、急に目を強く閉じるとツイザーがまぶたに触れる危険があります。 - 余計にしみる
まぶたの動きで揮発成分が目に流れ込みやすくなり、刺激が強くなる場合があります。
しみないための事前準備
施術を快適に受けるためには、事前準備も大切です。
- 当日はアイメイクをしない
メイクが残っているとグルーの浸透や装着に影響し、刺激の原因になることがあります。 - 体調を整える
寝不足やアレルギー症状がある日は避けると安心です。 - 目をリラックスさせる
施術中は自然に軽く目を閉じ、緊張をほぐすことがポイント。
施術後のケア
施術後24時間は、グルーが安定する大切な時間です。
この期間は以下の点に注意しましょう。
- まつげを濡らさない
- サウナや熱いお湯での洗顔を避ける
- 強くこすらない
- クレンジングは優しく拭き取るようにする
また、まつげ美容液でのケアを続けることで、次回の施術時にも健康なまつげを保てます。
まとめ
まつげエクステでグルーがしみるのは、揮発成分が粘膜や黒目に触れることが原因。その日の体調や環境によって刺激の感じ方が変わるため、「いつもしみないから大丈夫」とは限りません。
快適な施術のためには…
- 我慢せずに施術者に伝える
- 体調の良い日に受ける
- 目は軽く閉じてリラックスする
この3つを意識するだけで、しみるリスクを大きく減らせます。
まつげエクステは、美しい目元を作るだけでなく、リラックスタイムでもあります。安全で快適な施術のために、ぜひ今日から意識してみてください。

店舗拡大につきスタッフ募集しています!お気軽にサロン見学からお越しください♪
募集要項はこちら→→→https://nicott.jp/recruit/