「まつ毛パーマをかけたあと、マスカラって塗ってもいいの?」
「マスカラでパーマが取れちゃったりしない?」
これは、まつ毛パーマを初めて受けた方から特に多くいただくご質問です。
結論からお伝えすると、まつ毛パーマ後のマスカラは、正しいタイミングと商品選びをすれば全く問題ありません。
ただし、「施術直後は絶対NG」「オイル系マスカラはNG」など、いくつかの注意点があります。
この点を理解せずにマスカラを使うと、せっかくのパーマ効果が半分になってしまうことも。
この記事では、施術後のマスカラOK時期、マスカラの選び方、正しい塗り方、クレンジングのコツ、マスカラ使用のメリット・デメリット、マスカラなしで美しく見せる方法まで、専門的な視点で詳しく解説します。

INDEX
結論早見表 — まつ毛パーマ後のマスカラ
| タイミング | マスカラ使用可否 |
|---|---|
| 施術直後〜24時間 | ❌ 絶対NG |
| 24時間〜1週間 | △ 慎重に(お湯落ちタイプのみ) |
| 1週間以降 | ◯ OK(適切な商品なら) |
| パーマ効果減少後 | ◯ OK |
「24時間ルール」と「オイルフリー」を守れば、マスカラは楽しめる と覚えておきましょう。
まつ毛パーマとマスカラの科学的な関係
パーマの化学結合とマスカラの相性
まつ毛パーマは、シスチン結合の再構築 で形状を記憶させる施術:
- 1剤(還元剤) でシスチン結合を切断
- ロッドで形状を整える
- 2剤(酸化剤) で結合を再構築
- 24時間かけて完全に安定 する
この安定期間にマスカラの成分が触れると、再結合が不完全 になり、カールが緩む原因に。
マスカラの成分がまつげに与える影響
一般的なマスカラの成分:
- ワックス(カルナウバワックス等)
- ポリマー(フィルム形成成分)
- オイル(色素分散剤)
- 顔料(黒・茶・カラー)
- 溶剤(揮発性成分)
これらのうち、オイル成分 がパーマの持続を最も大きく損ないます。
「マツエクOK」表記のマスカラの特徴
パーマにも適したマスカラの選び方:
- オイル成分ゼロ
- フィルムタイプ(お湯で落ちる)
- ウォータープルーフではない
- 界面活性剤が優しめ
これらの条件を満たすマスカラは、パーマとの相性が非常に良好です。
施術後のマスカラOKタイミング
施術直後〜24時間の絶対NGルール
なぜ24時間NGなのか:
- 化学結合の完全定着 に24時間必要
- 水分・化学成分 に触れると再結合が不完全
- カール形状が定着しない
- 持続期間が半減する リスク
サロンで「24時間は水濡れ禁止」と言われるのは、この化学反応のため。マスカラも同様に、絶対に避けるべき期間です。
24時間経過後の使用ルール
24時間を過ぎれば、条件付きでOK:
- お湯落ちフィルムタイプ
- オイルフリー
- 薄塗り
- こすらない塗り方
これらを守れば、マスカラでさらに華やかな目元が楽しめます。
1週間後は完全にフリー
1週間経過後は、化学結合が完全に安定:
- 通常のマスカラ も選択肢に(ただしオイルフリー推奨)
- ボリュームタイプ も使用可
- カラーマスカラ で個性を出せる
- 重ね塗り も可能

マスカラの種類別 相性チェック
フィルムタイプ ⭐⭐⭐⭐⭐
特徴: お湯で簡単に落ちる、まつげへの負担が最小
メリット:
- パーマとの相性◎
- クレンジング不要
- 敏感肌にも優しい
- コスパも良好
デメリット:
- 汗・雨に弱い
- 長時間持続には不向き
- 一日中の使用には工夫必要
おすすめ度: パーマ後は 最もおすすめ
ウォータープルーフタイプ ⭐⭐
特徴: 水・汗に強い、しっかり長持ち
メリット:
- 一日中崩れない
- スポーツ・海でも安心
- 撮影・イベントに最適
デメリット:
- オイル系リムーバーが必要
- クレンジング時にまつげへ負担
- パーマ持続を短縮
- 使いすぎると毛質ダメージ
おすすめ度: パーマとは相性が悪い
スーパーウォータープルーフ ⭐
特徴: 極めて落ちにくい
メリット:
- 完璧なキープ力
デメリット:
- クレンジングが大変
- 目元への負担大
- パーマとの相性最悪
おすすめ度: パーマ中は避けるべき
ハイブリッドタイプ ⭐⭐⭐⭐
特徴: フィルム + ウォータープルーフの中間
メリット:
- ある程度の耐水性
- お湯 + 軽いクレンジングで落ちる
- バランスが良い
デメリット:
- 商品により品質差あり
- 成分表を要確認
おすすめ度: パーマ後は 要成分チェック
パーマ後におすすめのマスカラ選び方
チェックポイント① オイルフリー成分
パッケージや成分表で確認:
- 「ミネラルオイル不使用」
- 「ホホバオイル不使用」
- 「植物油無配合」
- 「マツエクOK」表記
チェックポイント② お湯落ち機能
- 「お湯で落ちる」
- 「フィルムタイプ」
- 「32℃以上のお湯」で落ちる
チェックポイント③ ブラシの形状
- 細めのブラシ が塗りやすい
- カーブブラシ で根元まで届く
- 短い毛のブラシ で塗布量調節
チェックポイント④ カラー
パーマまつげにおすすめのカラー:
- ブラック: 定番、目元を引き締め
- ブラウン: ナチュラル、柔らかい印象
- ダークブラウン: 大人らしさ
- カラーマスカラ: 個性を出したい時
マスカラの正しい塗り方
ステップ① まつげ美容液を先に塗る
重要な下地作り:
- 洗顔後、清潔な状態
- まつげ美容液を塗布
- 5分ほど乾かす
- 通常のスキンケア
美容液がまつげを保護する下地になります。
ステップ② ビューラーは使用NG
パーマ後のビューラーは:
- カールが不揃いになる
- パーマ効果が半減
- 切れ毛の原因
- 絶対に避ける
パーマがカール効果を作ってくれているので、ビューラーは不要です。
ステップ③ マスカラ下地の使用
- フィルムタイプの下地
- カール補強効果あり
- メイク持ちUP
- ダメージ軽減
ステップ④ 塗り方の基本
- ブラシに適量取る(付けすぎない)
- 根元から毛先へ Z字
- 上まつげは3分割(目頭・中央・目尻)
- 下まつげも忘れずに(短時間で)
- 2度塗り(乾いてから)
ステップ⑤ ダマ対策
- コームで整える (乾く前)
- 重ね塗りは薄く
- 液を切る (ブラシで)
- 仕上げは軽く
マスカラの正しい落とし方
オイル系リムーバーは NG
「マスカラ専用リムーバー」の多くはオイル系:
- パーマの化学結合を溶かす
- 持続期間を短縮
- まつげ本体への負担
お湯落ちタイプの正しい落とし方
- ぬるま湯(30〜32℃)で顔全体を軽く濡らす
- フィルム状のマスカラを指で軽く撫でる(こすらない)
- フィルムが浮いてくる
- 軽く洗い流す
- オイルフリークレンジングで仕上げ
落としきれない時のコツ
- 温めたコットン で押さえる(1分)
- 綿棒でそっと落とす
- お湯を長めに当てる(1〜2分)
- 決してこすらない
洗顔後のケア
- オイルフリー洗顔
- ぬるま湯すすぎ
- タオルで押さえる(こすらない)
- まつげ美容液を塗布
マスカラ使用のメリット・デメリット
メリット① 華やかさUP
- 色素で目元強調
- より濃く見える
- 写真映えする
- 特別なイベント向け
メリット② カール補強
- フィルムでコーティング
- カール形状が長持ち
- 雨天でも安心
- 一日中キープ
メリット③ ダメージ隠し
- 抜け毛・切れ毛が目立たない
- バラつき感を軽減
- 統一感UP
デメリット① クレンジングの負担
- 毎日の落とし作業
- 手間がかかる
- 摩擦の可能性
デメリット② 成分による影響
- 選び方を間違えるとパーマ短縮
- 繊維でチクチク
- アレルギー反応
デメリット③ 「マスカラなし美人」の魅力を失う
- パーマの本来の魅力は「すっぴん美」
- 毎日メイクは疲れる
- 目元のナチュラルさが減る
マスカラなしで美しく見せる方法
方法① まつげ美容液で毛質強化
- 太くなる → 濃く見える
- 長くなる → マスカラ不要
- 健康 = 美しい
方法② カール強めの施術
- Sロッド(強めカール)
- パリジェンヌで根元立ち上げ
- マスカラの華やかさに近づける
方法③ アイライナーで補強
- 細めライナー
- 目尻のみ延長
- まつげの根元を強調
方法④ カラーマスカラでアクセント
- ブラウンで柔らか印象
- ネイビー・パープルで大人感
- 軽い使用ならNG少
方法⑤ アイシャドウで奥行き演出
- アイシャドウで陰影
- ハイライトで華やかさ
- メイクの中心をシフト

シーン別 マスカラ使い分け
通常の外出
- 軽めのフィルムタイプ
- 1度塗りで自然に
- 色は基本のブラウン or ブラック
会社・オフィス
- 控えめなブラウン
- お湯落ちタイプ
- ボリュームタイプは避ける
デート・お出かけ
- 華やかにブラック 2度塗り
- カラーマスカラで個性
- 写真映えを意識
スポーツ・アウトドア
- ハイブリッドタイプ
- 完全ノーメイク検討
- 汗・水に強い方が便利
特別なイベント(結婚式・パーティー)
- プロメイクさんに相談
- 一時的な華やかさを重視
- 翌日は丁寧にケア
年代別のマスカラアプローチ
20代
- フィルムタイプで気軽に楽しむ
- カラーバリエーションを試す
- ボリューム多めもOK
30代
- オイルフリーの高品質品
- ナチュラルな仕上がり
- 落とし方の丁寧さ
40代以降
- 軽めのマスカラ
- お湯落ちのみ
- まつげ美容液併用が必須
- できれば「マスカラなし派」も検討
よくある質問
Q1. パーマ効果が終わったら、マスカラは自由?
基本的には自由 ですが、次回パーマを考えると:
- オイルフリー を続ける
- お湯落ちタイプ を維持
- こする習慣は避ける
- まつげ美容液 で毛質保持
Q2. マスカラを毎日使うとまつげは傷む?
軽めの使用なら問題なし、ただし:
- 毎日のクレンジング で摩擦
- 成分の蓄積
- 繊維の慢性的刺激
「休肌日」を週1回設けるのが理想的。
Q3. パーマ + マスカラで最強に見える?
両方のメリットを享受可能:
- パーマでカール
- マスカラで色素
- 相乗効果で華やかに
ただし、両方のケアが必要になります。
Q4. マスカラ下地はパーマと相性◎?
フィルムタイプの下地はおすすめ:
- カール補強効果
- オイル成分ゼロ
- マスカラの持ちUP
- クレンジング簡単
Q5. マスカラでパーマの持ちが短くなる目安は?
一般的な影響:
- お湯落ちタイプ + 適切ケア: 影響ほぼなし
- ウォータープルーフ: 1〜2週間短縮
- オイル系: 2〜3週間短縮
商品選びの重要性がわかります。
Q6. マスカラを塗る前後で変化がわかる?
- 色素で目元強調
- まつげの本数が多く見える
- カールがより印象的に
- 華やかさUP
パーマ + マスカラで、より完璧な目元を作れます。
Q7. マスカラなしでもキレイに見せたい
方法:
- まつげ美容液で毛質改善
- カール強めの施術
- アイライナーで補強
- アイシャドウで陰影
これらの組み合わせで、マスカラなしでも十分な華やかさを実現できます。
nicottからのアドバイス
プロが伝えたい “本当に大切なこと”
サロン経験から:
- 無理にマスカラを使う必要はない
- パーマ本来の美しさを楽しむ
- 使うなら正しい商品を選ぶ
- クレンジングは最重要
- まつげ美容液は必須アイテム
マスカラ選びに迷ったら
nicottでは、お客様のパーマ内容・目元タイプに合わせた:
- マスカラ商品のアドバイス
- お手持ちのマスカラの評価
- クレンジング方法のご提案
- まつげ美容液との組み合わせ
…をご相談いただけます。
まとめ — マスカラは “選び方 + タイミング” が全て
まつ毛パーマ後のマスカラは:
- 施術後24時間は絶対NG
- お湯落ちフィルムタイプがベスト
- オイルフリーが必須条件
- こすらない塗り方&落とし方
- マスカラ下地でカール補強
- クレンジングはオイルフリー継続
「パーマかけたけど、もう少し華やかさが欲しい」という方は、正しいマスカラ選びで両方のメリットを楽しんでください。
「もっと楽したい」「素の美しさを追求したい」という方は、マスカラなしでの美しさを目指せます。
nicottでは、施術後のマスカラ活用アドバイスから、マスカラなしで美しく見せるコツまで、お客様のライフスタイルに合わせた提案をご提供しています。
「私に合うマスカラは?」「今使っているものは正しい?」というご相談も、お気軽にどうぞ。




