まつ毛エクステサロンに通わずに、自分で行うまつ毛エクステが人気になっています。 YouTubeを含め、SNSで「セルフマツエク」「セルフまつ毛エクステ講座」などの発信を見たことがある方もいると思います。
結論から言うと、美容師の資格を持っていたとしても危険です。 「セルフまつ毛エクステをしてみたい！」という方は、ぜひこの記事を読んでから、するかどうかの判断をしてください。 セルフまつ毛エクステで、悲しい思いをする人を多くみてきたからこそ、この記事を書いています。
INDEX
自分でまつ毛エクステを行うとお得？！
「まつ毛エクステって高いしなぁ。もっとお手頃にできないものかな」まつ毛エクステに必要なキットを購入して、自分で施術をするセルフまつ毛エクステが話題になっています。 実際のところ、本当にお得なのでしょうか？
セルフまつ毛エクステの価格について
この価格はあくまでも目安になりますが、1回のお試しセットであれば2,000円弱、必要なアイテムを含めた届いてすぐに実践できるセットで7,000円程度。
プロ仕様のセットで8,000円程でできるキットが販売されています。1つのセットで9回分とすると、1回あたり1,000円程度でまつ毛エクステができる計算のようです。
まつ毛エクステサロンで施術を受けると、1回あたり5,000～1万円前後するのが相場のため、数字だけで見ると安く感じられるでしょう。
セルフまつ毛エクステの方法について
方法は、キット内の説明書や、様々な動画や記事が挙がっているため、なんとなく分かっている方も多いかもしれません。
「セルフまつ毛エクステの教室」もあるようですが、セルフエクステの講師になるには美容師免許は必須ではありません。 数時間のレッスンで、講師としての認定書が発行されるところもあるようです。
お客様にまつ毛エクステを提供するアイデザイナーは美容師の資格を保有している必要があります。 美容師免許取得のために2～3年専門学校に通い、国家試験を受け、さらにまつげエクステサロンで通用する技術・知識を習得するために40～70万円もの費用と、何か月にもわたる厳しいレッスンを受けて、アイデザイナーとして活動しています。
たった数時間で果たしてまつげエクステに関するノウハウを、初めてのかたが得られるかというと、難しいと言えるでしょう。
セルフまつ毛エクステに”潜む危険”はたくさん！
方法は、キット内の説明書や、様々な動画や記事が挙がっているため、なんとなく分かっている方も多いかもしれません。
「セルフまつげエクステの教室」もあるようですが、セルフエクステの講師になるには美容師免許は必須ではありません。 数時間のレッスンで、講師としての認定書が発行されるところもあるようです。
お客様にまつ毛エクステを提供するアイデザイナーは美容師の資格を保有している必要があります。 美容師免許取得のために2～3年専門学校に通い、国家試験を受け、さらにまつ毛エクステサロンで通用する技術・知識を習得するために40～70万円もの費用と、何か月にもわたる厳しいレッスンを受けて、アイデザイナーとして活動しています。
たった数時間で果たしてまつ毛エクステに関するノウハウを、初めてのかたが得られるかというと、難しいと言えるでしょう。
セルフまつ毛エクステに”潜む危険”はたくさん！
セルフまつ毛エクステにはたくさんの危険が潜んでいます。
・グルーによるアレルギー反応
・ツイザーによる眼球負傷
・自まつ毛のダメージ
・早期対処が必要なアレルギー
など一つずつ、解説していきます。
とっても危険なグルー
どんなに”低刺激”をうたっていても、まつ毛エクステのグルーには「シアノアクリレート」という接着成分が含まれています。 この成分が乾燥する際にホルムアルデヒドという水溶性の気体を放出しますが、このホルムデヒドがアレルギーの原因になります。
また、非常に目に染みる特性を持っているため、アイデザイナーによる施術の際にはしっかりとまぶたが閉じた状態で使用されています。 セルフで行う場合は、目を開けた状態でグルーを付けていくため、裸眼に直に刺激を与えてしまうことがあります。
万が一目に入ってしまうようなことがあれば激痛で目が開かず、失明してしまう可能性があり、非常に危険です。
ツイザーで眼球負傷
ツイザーとは、先が細くまつ毛やエクステをかき分ける際に使うものです。 このツイザーが誤って目に入ってしまうと、眼球を刺してしまう可能性があります。 眼球に傷がついて、視力低下や失明のリスクもあるのです。
自まつ毛を引っ張ることで、まつ毛が減る
通常のまつ毛エクステは、自まつ毛1本の上に1本のまつ毛エクステをつけていきますが、セルフまつ毛エクステでは、グルーがダマになって複数の自まつ毛にまつ毛エクステを付けているケースが目立ちます。
まつ毛エクステの上にさらに重ねているという方もいるようです。 これでは、自まつ毛が重さに耐えきれず抜けてしまうだけでなく、変なつけ方によりまつ毛が常に引っ張られる状態になり、気が付いたら自まつ毛が激減してスカスカ…なんて声も挙がっています。
・アレルギーに対応できない
・グルーの揮発成分が裸眼に触れる
・グルーがまつ毛や目につく
・エクステやグルーがまぶたに当たり、まぶたが腫れあがる
プロのアイデザイナーであれば、「目が痛い」「痒い」など、施術中に異常が現れた場合の対処法を熟知しています。 そのため、ブロアで乾かしながら施術する、テープを調整する、必要であれば外すなど、適切な処置ができます。
しかし、セルフでのまつげエクステとなると知識不足からそのまま続行してしまうことで、後で取り返しのつかない大後悔につながる可能性もあります。
エクステを取る際にも危険がたくさん
エクステを取る際にリムーバーを使用しますが、このリムーバーは、何週間も持つようなグルーを溶かすほど強力なものです。 プラスチックの溶かせるほどの威力をもちます。
・目の充血 ・目の乾燥（ドライアイ）
・結膜炎や角膜炎
・ぶどう膜炎（内眼炎）
など、万が一目に入ったら、重篤な症状を引き起こします。
・皮膚に触れれば
・皮膚が赤くはれる
・かゆみや発疹ができる
・皮膚が乾燥する
などの症状が出る方もいます。 使用方法は簡単そうに思えますが、このリムーバーはとても強力な成分なので、プロのアイデザイナーでも一番慎重に行う工程だと言われています。
セルフまつ毛エクステは、日本ではグレーゾーン
現在日本では、まつ毛エクステに関するエクステやグルーなど、すべて雑貨扱いです。そのため、購入もセルフまつ毛エクステの実施も、自己責任の下で行われています。 誰かに施術するとなると、美容師免許・保健所登録のサロンであることが法律で義務付けられていますが、セルフでのまつ毛エクステには何の決まりもありません。
まつ毛エクステはサロンで行おう！
今回は、セルフでのまつ毛エクステの危険性についてお話ししました。
料金面でみると、魅力的なセルフまつ毛エクステですが、使用するグルー・リムーバー・道具などは、どれも慎重な取り扱いが必要なものです。
まつ毛エクステを長く楽しむためにも、安全・安心を重視したサロンでの施術を強くお勧めします！
