「まつげパーマをかけたら、思っていたより上がりすぎちゃった……」「カールが強すぎて違和感がある」
これは、施術後にお客様からいただくお悩みの中でも、対処に最も悩むケースのひとつです。
結論からお伝えすると、上がりすぎたまつげパーマは、施術から数日〜1週間以内であれば調整可能なケースが多い です。
ただし、対処方法は状況によって異なり、自己流のケアで悪化させてしまうケースも少なくありません。
この記事では、上がりすぎる原因、サロンでの修正対応、自宅でできるソフトな対処法、避けるべきNG行動、再発防止のためのカウンセリングのコツまで、専門的な視点で詳しく解説します。
INDEX
結論早見表 — “上がりすぎ” への対処法
| 経過時間 | 対処法 |
|---|---|
| 施術当日 | サロンに即連絡(無料修正可能なケースも) |
| 1〜3日後 | サロンで微調整施術(緩めるロッドで再処理) |
| 4〜7日後 | サロンでのソフト修正 or 自然落ち着き待ち |
| 1〜2週間後 | 自然に落ち着くまで待つ(数日で気にならなくなる) |
| 3週間後〜 | 自然なカール感に落ち着く(リペアタイミング) |
「上がりすぎ」は時間とともに自然に落ち着くケースも多いですが、気になる場合は早めにサロンへ連絡 することが重要です。

なぜまつげパーマは上がりすぎてしまうのか
原因① ロッドサイズの選択ミス
まつげパーマで使われるロッドには、
- S(細い): 強いカール
- M(標準): 自然なカール
- L(太い): 緩やかなカール
- LL(極太): 微カール
…と複数のサイズがあります。
お客様の希望と実際のロッド選択のミスマッチ が、最も一般的な原因です。
「ナチュラル希望なのにSロッドを使われた」「マツエクのような華やかさを期待していたのにLLだった」というケースは少なくありません。
原因② 薬剤の浸透時間が長すぎた
1剤・2剤の浸透時間が標準より長くなると、カール形状がより強く固定されます。新人アイリストの場合、
- 「念のため少し長めに」と判断 → 想定より強いカールに
- お客様のまつげの太さ・量を見誤った
- 一定のマニュアル時間で施術 → 個人差を考慮できなかった
…という背景があるケースも。
原因③ お客様のまつげの特性
同じロッド・同じ時間でも、まつげの特性によって結果が異なります:
- 太く硬いまつげ: カールがしっかり付きやすく、上がりやすい
- 生え方がもとから上向き: パーマでさらに強調されて目立ちやすい
- 長いまつげ: カールが目立つため、視覚的に強く感じる
原因④ カウンセリング時のイメージ齟齬
「ナチュラル」「ぱっちり」「くるん」などの言葉は、人によって解釈が違います。お客様とアイリストの間でのイメージ共有が不十分だと、結果のギャップが大きくなりがちです。
原因⑤ 施術後の確認時の判断ミス
施術直後はカール感が強く感じられるのが普通(数日で自然に落ち着く)。サロンで「強すぎるかも?」と感じても、「24時間後の状態」を考慮した判断が必要です。
上がりすぎた時の具体的な対処法
対処法① サロンに即連絡 — まずはこれが基本
「上がりすぎた」と感じたら、まずはサロンに連絡 することが大切です。多くのサロンでは:
- 当日〜3日以内: 無料での修正対応
- 1週間以内: 一部修正対応
- それ以降: 通常料金で対応
サロンによって対応が異なるので、まずは電話やLINEで状況を相談してみてください。
対処法② サロンでの “緩め” 施術
カールが強すぎる場合、サロンで:
- 太いロッド に変更して再処理
- 緩める薬剤(中性域の還元剤) で部分調整
- コーティング剤でカール感を抑える
…という調整施術を行います。所要時間は通常30〜60分、料金は1,000〜3,000円程度のサロンが多いです。
対処法③ 自宅での “自然落ち着き促進”
サロン修正なしで自然に落ち着かせたい場合、以下を試してみてください:
- 施術後24時間以降に温かいタオルを目元に当てる(40〜45度、5分程度)
- 下方向に優しくクシでとかす(まつげ用コーム使用)
- マスカラを少しだけ重ねる(重みで自然に下がる)
- 下向きビューラーで軽く形を整える(慎重に)
ただし、施術後24時間以内に温熱を当てるのは厳禁です。
対処法④ メイクで上がりすぎを目立たなくする
- マスカラを根元から塗布: 重みでカール感を抑える
- アイラインを長めに: 視線を横に誘導
- アイシャドウのグラデーション: 縦の印象を抑える
- 眉メイクで全体バランス調整: 上下の比率を整える
対処法⑤ “落ち着くまで待つ” という選択
施術直後は強く感じるカールも、
- 1週間後: 約20%緩む
- 2週間後: 約40%緩む
- 3週間後: 約60%緩む
- 4週間後: ちょうど良いか、少し物足りなく感じる
…という自然な変化を経ます。「数日待ってみて判断する」のも、賢い選択肢です。

やってはいけないNG行動
NG① 自分で薬剤を使って緩めようとする
ドラッグストアで売られているまつげパーマキットを使って「緩めよう」とするのは絶対にNG。
- 化学反応のコントロールが難しい
- まつげダメージが蓄積する
- 目元の炎症リスクが高まる
修正が必要なら必ずプロに依頼してください。
NG② 強引なビューラー使用
カールが強すぎるから「ビューラーで下向きに矯正しよう」とするのもNGです:
- 物理的にまつげを引き千切るリスク
- 不自然な毛流れになる
- 眼球を傷つける危険性
下向きにしたい場合は、まつげ用コームを優しく使う程度に留めてください。
NG③ オイル系成分で “溶かす”
「オイルクレンジングでカールを取れば?」というネット情報がありますが、これも不確かで危険です:
- 完全に取れるわけではない
- まつげ表面のキューティクルを傷める
- 不均一に作用して左右差が生まれる
NG④ ストレスを溜め込む
「鏡を見るたびに気になる」と過度に意識しすぎないことも大切。
- 数日で目が慣れる
- 周りからは意外と気にされていない
- 1週間以内には自然に落ち着く
冷静に “経過を見守る期間” を設けるのもプロのアドバイスです。
NG⑤ 別のサロンで即施術
サロンによっては「他店施術後の修正は受けない」というルールもあります。元のサロンに相談するのが最もスムーズで、追加コストも抑えられます。
再発を防ぐ次回からのカウンセリング術
「もう上がりすぎは嫌!」という方は、次回のカウンセリングで以下のポイントを意識してください。
① イメージ画像を持参する
言葉だけでなく、「このような仕上がりにしたい」という写真や画像を持参するのが最も確実な方法です。
- 雑誌の切り抜き
- インスタグラムで保存した画像
- 過去にうまくいった自分の写真
② “上がりすぎ” を恐れていることを伝える
「以前 上がりすぎてしまったので、今回は控えめなカールでお願いします」と具体的に伝えてください。
- 「ナチュラル」だけだと判断基準が曖昧
- 「目尻のラインに沿った程度」など具体的な表現
- 「日常生活で違和感がない範囲で」が明確
③ ロッドの種類を指定する
業界用語ですが、覚えておくとカウンセリングがスムーズに:
- M(Mサイズ)ロッド がスタンダード
- 「L希望」と言うと緩いカール
- 「LL希望」と言うとさらに緩い、自然な仕上がり
④ 施術中の “確認” を希望する
施術途中で「少し確認させていただいていいですか?」と申し出ることで、思いと違う方向に進むのを防げます。
⑤ 信頼できるアイリストを指名する
リピートを通じて、自分の好みを理解してくれるアイリストを見つけることが、長期的に最も安心の方法です。
サロン側からのお願い
過去に上がりすぎ経験がある方へ
- カウンセリング時に 過去の経験を遠慮なく お話ください
- 「以前のサロンで失敗した」という情報は重要なヒントになります
- 信頼関係を築くために、率直なコミュニケーションが何より大切
「ちょっと違うかも?」と感じたら
施術中・施術直後は遠慮なくお声がけください:
- 「もう少し緩めにしてもらえますか?」
- 「全体的にナチュラルにしてほしいです」
- 「まだ続けるべきか確認したい」
途中での修正が、終了後の修正より簡単で、お客様の負担も少なくなります。

よくある質問
Q1. 上がりすぎたまつげが直るまでどのくらい?
施術後24時間 → カール感の見え方は変化する 施術後3日 → ほぼ違和感が消える 施術後1週間 → 程よいカール感に落ち着く 施術後2週間 → 自然なカール
ほとんどの方が「3〜7日で気にならなくなった」とおっしゃいます。
Q2. サロン修正は必ず無料ですか?
サロンによります。多くのサロンでは:
- 当日: 無料
- 3日以内: 無料 or 一部料金
- 1週間以内: 修正料金1,000〜3,000円
- それ以降: 通常料金
お店のポリシーを事前に確認しておくと安心です。
Q3. 自宅でできる “応急処置” はありますか?
- 温かいタオル でやさしく温める(施術24時間以降)
- まつげ用コーム で下向きに優しくとかす
- マスカラを軽く塗る で重みを足す
ただし、強い力での操作は避けてください。
Q4. 上がりすぎを防ぐためのカウンセリングのコツは?
- イメージ画像を持参
- 「ナチュラル」「控えめ」を具体的に
- 過去のサロン経験を共有
- 施術中の確認を遠慮なく依頼
これらを徹底すれば、ほとんどのケースで思いどおりの仕上がりに。
Q5. 上がりすぎたまま放置していたら、まつげが痛みますか?
物理的なダメージはほとんどありません。ただし、ストレスや違和感 から目をこする習慣がついてしまうと、それが間接的なダメージにつながる可能性があります。気になる場合は早めにサロンに相談を。
ケース別 “上がりすぎ” 体験談と解決パターン
ケース1: 結婚式直前で上がりすぎてしまった
状況: 結婚式の3日前にまつげパーマを受けたが、想定よりカールが強すぎた
解決: サロンに即連絡 → 翌日に緩め施術 → 結婚式当日には自然な仕上がりに
このようなイベント前のトラブルは、早期対応が何より大切。サロンも緊急対応に応じてくれます。
ケース2: 初めての施術で上がりすぎた
状況: 初体験で「ナチュラル希望」と伝えたが、想定外に強いカール
解決: 数日間待機 → 自然に落ち着く → 次回からはイメージ画像を持参するように
初体験ならではの “イメージのズレ” は、回数を重ねるうちに減っていきます。
ケース3: 別のサロンで施術後 上がりすぎが気になる
状況: いつもと違うサロンで施術を受け、上がりすぎを感じる
解決: 元のサロンに相談 → 修正対応 → 信頼できるホームサロンの大切さを実感
サロンを変えるリスクと、ホームサロンの価値を改めて感じるケースです。
ケース4: 経年で上がりすぎが気になり始めた
状況: 毎回同じサロン・同じメニューだが、最近上がりすぎが気になる
解決: 加齢によるまつげの細さ・乾燥が原因 → 美容液ケアと共にロッドサイズ見直し
長年のリピーターの方も、ライフステージの変化に応じてカスタマイズが必要です。
心理面でのアドバイス
“気になりすぎ症候群” への対策
「上がりすぎが気になって仕方ない」という心理状態は、
- 鏡を見る回数が増える
- 友人や家族に過度に質問する
- 写真撮影を避けるようになる
…という負のループに繋がりがちです。実は、他人はあなたが気にしているほど気にしていない ものです。「自然に落ち着くまで2週間」というカウントダウンを楽しみに、リラックスして過ごしてください。
サロンへの相談は “甘え” ではない
「こんな小さなことで相談していいのかな?」と遠慮される方もいますが、これはまったく必要のない遠慮です。サロンは:
- お客様の満足を最優先に考えている
- “やり直し対応” は織り込み済み
- リピートしていただくことが何より嬉しい
…という姿勢で運営されています。気になることは遠慮なくご相談ください。
まとめ — 「上がりすぎ」は早めの対応で必ず解決できる
まつげパーマの “上がりすぎ” は、
- 数日〜1週間以内なら、ほぼ修正可能
- サロンへの早めの連絡 が最重要
- 自然落ち着きを待つ という選択肢もアリ
- 次回からのカウンセリング工夫 で再発防止
「上がりすぎちゃった……」と一人で悩まず、まずはお気軽にサロンへご相談ください。プロのアイリストは、お客様の理想を実現するパートナーとして、最適な解決策をご提案いたします。
nocottでは、施術後の “ちょっとした違和感” にも丁寧に対応しています。「上がりすぎが気になる」「修正できるか不安」というご相談も、お気軽にどうぞ。




